【天皇賞・春】馬券顛末記 ペース読みが素晴らしかったルメール

[ 2019年4月28日 18:52 ]

<京都11R・天皇賞(春)>フィエールマンがグローリーヴェイズ(右)との叩き合いを制し平成最後のG1を制する(撮影・岩崎 哲也)
Photo By スポニチ

 終わって見れば天皇賞・春もルメールの笑顔が弾けた。ドバイターフから桜花賞、皐月賞に続く“変則4連続V”。フィエールマンは菊花賞の時と同じく、ゴール前は2頭の併せ馬。結局、今回も抜かせなかった。

 前半1000メートルの通過タイムは59秒8。直感的に「速い」とも思えたが、カフジプリンスに騎乗した中谷は「ラップほどは速くない感じでした」と振り返っている。確かに8F目から(1コーナーから2コーナーにかけて)13秒8~13秒3でガクンとペースが緩んだ。向こう正面でも12秒台なかばで進む。ルメールが坂の下りで位置を上げたのは、やはりペース読みの妙もあったと思う。そんなギアチェンジに対応できるフィエールマンもすごいのだが。そしてラスト2Fが11秒0~11秒9。いやはや、お見事だった。

 さらに素晴らしかったのが井上記者の馬券プレゼント。馬連は(7)(10)の一点縛りで的中。3連複(7)(10)2頭軸総流しも効いた。AI予想も◎○△で3連単ヒット。今春G1は桜花賞がグランアレグリア(1着)、皐月賞ヴェロックス(2着)と本命馬がずっと連に絡んでいる。やっぱり人工知能の時代なの?NHKマイルCの決断からも目が離せない。(小林 篤尚@京都競馬場)

続きを表示

2019年4月28日のニュース