【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】13日阪神11R 東の大物フォッサマグナが仁川の舞台で重賞初制覇

[ 2019年4月13日 08:00 ]

 先週の桜花賞は◎に指名したダノンファンタジーが4着に敗れて不的中。前半に多少行きたがったとはいえ、致命傷になるほどの消耗ではなかったはず。負かしにいった優勝馬グランアレグリアに最後は突き放されており、完全な力負けと考えるのが自然だろう。予想ファクターの中でも「臨戦過程」は重要と考えてきたが、昨年12月の朝日杯FS(3着)から3カ月半余ぶりのぶっつけ参戦で、この強さ。固定観念は捨て、予想の組み立てを根本から見直す必要性を感じた。

 本日の当欄で取り上げるのは、紙面で予想の根拠を掲載していない関西重賞。阪神11RのアーリントンCは、関東から遠征するフォッサマグナを◎指名した。これまで3戦2勝で、先頭ゴールした新馬戦と前走は他馬との圧倒的な能力差を感じる完勝。唯一の敗戦を喫した共同通信杯も、初戦から2Fの距離延長に加えて、皐月賞で人気を集める1着ダノンキングリーを筆頭に超強力メンバー相手。4着なら悲観する結果ではない。芝マイル部門で相当な出世が見込める逸材。引き続きルメール騎乗なら自信を持って頭で狙える。

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2019年4月13日のニュース