菜七子 17日フェブラリーS来場“大井の帝王”的場と勝利のハイタッチを!

[ 2019年2月2日 05:30 ]

 歓喜のハイタッチをもう一度――。藤田菜七子(21)がJRA女性騎手史上初のG1騎乗を果たす「フェブラリーS」が行われる17日に、地方競馬日本記録の通算7201勝を誇る的場文男(62=大井)が特別ゲストとして東京競馬場に来場する。当日、的場は昼休みのトークショーの他に、全レース終了後にパドックで「フェブラリーS」の優勝騎手を称え、ともにレース回顧を行う。

 同騎手は「菜七子ちゃんは一生懸命やっているし、今回のG1騎乗でまたひとつ自信がつくんじゃないかな」と話し、1月31日に川崎競馬場で騎乗した菜七子にG1初騎乗の心構えを説き、熱烈エールを送ったばかり。菜七子がJRA、地方合わせてデビュー36戦目で待望の初勝利を挙げた16年3月24日浦和3Rでは、ゴール後に2着馬に騎乗していた的場と馬上でハイタッチ。41歳差の2人のこの光景が大きな話題を呼んだが、「2・17」に再び勝利のハイタッチが見られる可能性が出てきた。

 菜七子は2日に中京で8鞍に騎乗。デビューから3戦連続で手綱を託される1R・キモンカラーについては「距離を延ばした前走は追走も楽になり、いい競馬ができた。同じ距離(1800メートル)で2戦目ですし、楽しみ」と手応えを口にした。

 今年のJRA初勝利を挙げた1月27日に続く2週連続Vで、フェブラリーSに向けて加速できるか、目が離せない。

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2019年2月2日のニュース