【万哲の乱 特別編】2日京都11R G1馬カゼノコが今度こそよみがえる

[ 2019年2月2日 08:00 ]

 一度気になると、つい深追いしたくなるのが、まずい負債拡大パターン。白状すれば、京都11R・アルデバランSの◎カゼノコも「いつかブチ抜ける…」と結構本命に推してきた。気がつけば、5年前の14年7月ジャパンダートダービー(交流G1)を最後に4年半以上も白星とは無縁。G1馬の宿命で重い負担重量(58キロが過去6回)を背負うケースが多かったのが、これまでの苦闘の原因。典型的追い込み馬で前が残ってしまう展開だと、脚は使っても善戦止まり。インティが楽々逃げ切った前走・東海S(7着)は前が残るスローペースの上、コーナーがきつく追い込み馬に過酷な中京では厳しかった。今回は過去6戦2勝、2着2回と最も得意にしている京都ダート。背負い慣れた57キロなら問題なく、復調の兆しを見せた2走前のベテルギウスS(6着=勝ち馬とは0秒3差)からもG1馬の復活があっていい。

 《もうひと押し》京都10R・エルフィンSは◎ブランノワール。前走(1着)は好位から抜け出す価値ある白星。阪神JFを制した半姉ローブティサージュ(父ウォーエンブレム)ともタイプは違い、父ロードカナロア譲りの操作性の良さが出てきた。重めの今の京都の馬場も、やや重で勝った前走から問題なく、ここは2連勝のチャンス。

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2019年2月2日のニュース