オジュウチョウサン ドバイ国際競走に予備登録 和田正師「今後の選択肢の一つ」

[ 2019年1月10日 16:06 ]

有馬記念は9着だったオジュウチョウサン
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 18年度JRA賞最優秀障害馬に選出され、昨年暮れの有馬記念でも9着に健闘した“二刀流”オジュウチョウサン(牡8=和田正)がドバイ国際競走(3月30日、メイダン)に予備登録したことが9日、分かった。登録したのはG1シーマクラシック(芝2410メートル)とG2ゴールドカップ(芝3200メートル)。和田正師は「今後の選択肢の一つとして登録した」と話した。

 オジュウは平地2勝のみで現在は準オープンに在籍。アーモンドアイも登録したシーマクラシックは毎年欧州からも強豪が参戦するG1。レーティングからも選出の可能性は低い。一方、ゴールドCは12年からドバイ国際競走に組み込まれたG2で、歴史が浅くメンバーも手薄になる傾向。過去にはマカニビスティー(12年10着)、ネオブラックダイヤ(16年8着)とJRA重賞未勝利の日本馬が出走しており、選出される可能性は十分ある。

 オジュウは現在、千葉県の和田牧場で放牧中。始動戦としてダイヤモンドS(2月16日、東京)が候補に挙がっているが、帰厩日は決まっていない。師は「ダイヤモンドSに出走するかも含め未定の状況。ドバイの話はまずダイヤモンドSに出走して、結果を残してから検討します」と見通しを語った。

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2019年1月10日のニュース