【日経新春杯】ヴェイズも続く!19年も最強4歳世代の進撃に注目

[ 2019年1月8日 05:30 ]

4歳世代の注目はグローリーヴェイズ
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 今週のJRAは3日間開催。京都メインは「第66回日経新春杯」(13日)。昨年からG1戦線でも大暴れの4歳世代から5頭がスタンバイ。注目はグローリーヴェイズだ。菊花賞(5着)以来の出走となるが0秒1差の4着馬が有馬記念を制したブラストワンピース。年が明けてもスポニチ賞京都金杯Vと勢いの衰えない“最強世代”の隠れた逸材が初の重賞勝ちを決める。 日経新春杯

 日経新春杯で始動するグローリーヴェイズ。明け4歳世代は昨夏から古馬混合重賞を10勝。3歳馬における“古馬混合G1”史上最多4勝と最強世代を印象付けている。グローリーは世代重賞の菊花賞を最後に長期休養。尾関師は「1戦ごとに成長してきたけど、(この中間も)少し体つきが成長している。ここからは内面的に(間隔が)空いた分を補っていけるか」と話す。

 古馬相手の佐渡Sを制して挑んだ前走・菊花賞で5着。内枠有利の長距離G1で大外18番からでも直線鋭く伸びた。上がり3Fはメンバー最速タイの33秒9。0秒1差前にいたのは、後に有馬記念を制したブラストワンピースだった。「素直に評価したいし、普通に考えたら(前回の)3000メートルよりも今回の2400メートルの方が競馬をしやすいと思っている」と師も手応えを感じている。

 アンネリース(5歳1000万)と併せた1週前追い(Wコース)は直線いっぱいに追われ外から鋭く併入。6F83秒2〜1F13秒0。尾関師は「また当週に良くなるかな。順調」と納得の表情だ。

 京都芝コースといえばディープインパクト産駒の庭。昨年も種牡馬別勝利数1位は同産駒で、43勝は2位(キングカメハメハ産駒15勝)に大差をつけている。19年の飛躍を占う一戦。「もっと強くなってくれると楽しみにしている」と話す逸材から目が離せない。

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2019年1月8日のニュース