【京成杯】藤沢師絶賛!良血ランフォザ 重賞初Vでクラシック名乗りへ

[ 2019年1月8日 05:30 ]

名牝エアグルーヴの孫ランフォザローゼス
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 14日の中山メイン「第59回京成杯」に名牝エアグルーヴの孫ランフォザローゼスが出走する。藤沢和厩舎が送り出す大物3歳牡馬。重賞初制覇を飾って春のクラシックに名乗りを上げる構えだ。

 17年セレクトセール(1歳馬せり)で1億3500万円(税別)の高値がついた良血馬にふさわしい骨太でしなやかな鹿毛。その馬体をまぶしそうに見つめながら藤沢和師が口元をわずかに緩めた。「体つきは父(キングカメハメハ)とも母系とも違う。両方をミックスしたような実にいい馬だ」。師がかつて管理したバブルガムフェローの好敵手だったのがエアグルーヴ。その子アドマイヤグルーヴ、ルーラーシップも藤沢和厩舎のオープン馬と覇を競った。強力なライバルの血脈を受け継ぐランフォザローゼスには「クラシックに乗っていく馬。勝って先につなげたい」と期待を寄せる。

 前走・葉牡丹賞は4角から直線にかけて進路を失いながら、馬群を割って2着まで差を詰めた。「窮屈なレースになって思い切り競馬をしていない。中山コースも2度目になるし、しっかり対応できるはず」。鞍上には英国のマーフィーを起用し確勝を期している。

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2019年1月8日のニュース