【有馬記念】絶好調キセキ　４Ｆ５６秒５！状態問題なし

坂路で調整したキセキ
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　ジャパンＣ２着から参戦するキセキは坂路を力強く駆け上がり、４Ｆ５６秒５をマーク。ラスト４００メートルは１Ｆ１２秒８→１３秒１と伸ばした。秋４戦目となるだけに状態面がポイントになるが、清山助手は「動きは良かった。前走後に獣医さんにチェックしてもらったが“また良くなっている”“天皇賞の後より今回の方がいい”と。こちらが思うより常に高いところにいる馬です」と驚きを隠せない。

　秋Ｇ１の近２走は、先手を奪う積極策で上位争いを演じた。前走のジャパンＣはハイラップを刻み、驚異的な日本レコードを演出。アーモンドアイの決め手には屈したが、３着馬には３馬身半の決定的な差をつけた。「アーモンドアイが抜けている中で、“ちょっと待てよ”という存在になってほしいし、国内の競馬を盛り上げたい」と意気込んだ。菊花賞馬はここ７年の有馬記念で５勝と好相性。絶好調キセキが昨年の菊以来となるＧ１獲りに挑む。