【ローズS】カンタービレ 重賞2勝目!精神面成長で秋華賞に弾み

[ 2018年9月17日 05:30 ]

<ローズS>馬群から抜け出し、重賞2勝目を飾ったカンタービレ(左端)(撮影・平嶋 理子)
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 秋華賞TR「第36回ローズS(G2)」が16日、阪神競馬場で行われ、5番人気カンタービレが2番手から押し切ってフラワーCに続く重賞2勝目を挙げた。10頭出しディープインパクト産駒が3着まで独占し、2着サラキア、3着ラテュロスまでが秋華賞(10月14日、京都)への優先出走権を獲得した。

 ルメールがさえた。カンタービレはスタートして、7番手の外。道中のペースが緩むとみるや、サッと2番手に押し上げた。4コーナーで早くも先頭、そのまま押し切った。鞍上は「自分のペースで走れていた。2番手になって、リラックスすることができた。それで勝てると思いました」と笑顔がこぼれた。

 オークス13着からの勝利に前川助手は「調教でも抑える形でやっていた。レースでもうまくなだめてくれた。春に比べて落ち着きが出た」と成長を口にした。そして「次は2000メートルの内回り、いいんじゃないですか」と本番へ自信をのぞかせた。

 ルメールは紫苑S(ノームコア)、京成杯AH(ミッキーグローリー)に続き重賞騎乗機会3連勝。今日のセントライト記念はレイエンダに騎乗する。「4連勝できれば、うれしいですね」と言い残して、中山へ向かった。

 ◆カンタービレ 父ディープインパクト 母シャンロッサ(母の父ガリレオ)牝3歳 栗東・中竹厩舎所属 馬主・石川達絵氏 生産者・北海道浦河町三嶋牧場 戦績6戦3勝 総獲得賞金9836万1000円。

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