【細原・騎手で獲る　特別編】１７日　阪神７Ｒ　素質上位タングルが不動の軸

　秋華賞トライアルのローズＳは、２番手から早め先頭に立ったカンタービレが快勝。持ち味のスピードで直線も後続を突き放し、大舞台へ弾みをつけた。驚いたのは１３番人気で３着と激走したラテュロス。先行インで脚をため、直線は「馬場が良かったから」と鞍上・秋山は迷わず内ラチ沿いを突っ込み高配当を演出した。このレースに象徴されるように、土曜から阪神芝は内が伸びる馬場。ロスなく立ち回った先行勢はそう簡単には止まらない。

　月曜阪神７Ｒ・３歳上５００万下（芝外１６００メートル）は人気でも◎タングルウッド。京都の新馬戦は逃げて３馬身差Ｖ。その３着は後の皐月賞馬エポカドーロで、秘めた能力は世代屈指だ。長期休養明けの前走は発馬で後手を踏み４着。そのため中間はゲート練習を重ね、稽古でも久々を使って素軽さが増している。出来は申し分なし。内の絶好（２）番枠から押し切りＶだ！！　馬券は馬単。相手はノーブルアース、ムーンチャイム、ブレイニーランが本線。エイシンルカーノ、ヤマニンペダラーダ、ロードザナドゥを押さえる。