米クラシック無敗3冠馬、引退ジャスティファイ 「クールモア」譲渡決定

[ 2018年9月16日 05:30 ]

 今年の米クラシック3冠を無敗で制し、7月に故障で引退、種牡馬入りを発表したジャスティファイ(牡3)が、世界有数の競走馬生産組織「クールモア」に譲渡されることが正式に決定した。同馬を共同所有する米ウインスターファームが発表した。

 ジャスティファイは今年2月のデビューから快進撃を続けケンタッキーダービー、プリークネスS、ベルモントSと米3冠を6戦全勝で制覇。77年シアトルスルー以来、史上2頭目となる無敗の米3冠馬となった。その後、左前球節に故障を発症。引退が決定した。種牡馬入りについてはクールモアが80億円以上の巨額オファーを出したとされており、ウインスターファーム側が取引に応じた。

 今後はアイルランドを拠点にするクールモアが米ケンタッキー州で展開するアシュフォードスタッドでけい養される。

続きを表示

2018年9月16日のニュース