オジュウ、左トモ違和感で放牧 有馬目標ローテーションも白紙

[ 2018年9月13日 05:30 ]

 障害王者オジュウチョウサン(牡7=和田正)が12日、スポニチ本紙既報通り千葉・和田牧場に放牧に出された。秋の始動戦に予定していた九十九里特別(22日、中山)を左トモ(後肢)の違和感で回避。和田正師は「調教をやってできないことはないが、本調子にない感じで本来の力強さがない。いい状態でないと使えないし、競馬の後にガタッときてもいけない」と説明した。

 フランスG1(カドラン賞、10月6日、パリロンシャン芝4000メートル)のオファーも見合わせ、有馬記念(12月23日、中山)を大目標にしていたローテーションも白紙に。師は「凄く悪いわけじゃないので早く治るかもしれないし、時間がかかるかもしれない。今後は回復具合によって決める」と話した。

 障害馬の縫いぐるみが完売するなど異例の人気を誇るオジュウチョウサン。アイドルホースの復帰をファンは待ち望んでいる。

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2018年9月13日のニュース