【小倉記念】蛯名、史上6人目の全10場重賞制覇狙う

[ 2018年8月3日 05:30 ]

 デビュー32年目の蛯名正義(49)が、小倉記念のストーンウェアで史上6人目となる全10場重賞制覇を狙う。03年に王手をかけてから15年、今回で8度目の挑戦。まさに“悲願”ともいえる記録だが、そこは経験豊富なベテラン。気負いは全くない。「人間が力を入れたからって、馬が走るわけじゃない。普通に能力を出せる競馬をしたい。あれこれ考えずに頑張るだけ」と自然体を強調する。

 ストーンウェアとは今回で3戦連続のコンビ。福島民報杯3着→メイS2着と勝ち切れないながらも、相性の良さを感じさせる競馬が続いている。しかも、当初は七夕賞の予定が小倉記念にスライドされたことで蛯名の記録挑戦が実現。「巡り合わせというか、何かの縁を感じる。福島でやれたので小倉も大丈夫。距離は(前走の)1800メートルより2000メートルの方がいい。メンバーはそろったけど、何とかうまくいってくれたら」と蛯名。JRA通算2508勝の第一人者に新たな勲章が加わるか注目だ。 

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2018年8月3日のニュース