【東京3R】菜七子 2日連続Vで今年9勝目!通算31勝到達でG1騎乗可能に

[ 2018年6月17日 11:13 ]

<東京3R>ベルクカッツェでJRAのG1騎乗が可能となる31勝目を挙げ笑顔の藤田(撮影・村上 大輔)
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 JRA唯一の女性ジョッキー・藤田菜七子(20=根本厩舎所属)が17日、東京競馬3R・未勝利戦のベルクカッツェ(牡3=根本厩舎)で1着となり、今年9勝目。G1騎乗が可能になる通算31勝に到達した。勝ちタイムは1分37秒1。

 コンビを組んだのは所属する根本厩舎のベルクカッツェ。3番人気に推された相棒を中団でコントロールすると、直線は外から悠々と差し切った。菜七子は「自厩舎の馬で勝ててよかった。まだまだ足りない部分が多いので、G1でもオファーを頂けるように成長したい」と話した。

 前日16日にも東京8R(3歳上500万下、ダート1400メートル)を2番人気スズカアーチスト(牝3、伊藤圭)で制しており、2日連続での勝利となった。

 菜七子はこれがJRA通算29勝目。地方でのJRA交流競走2勝を合わせ、G1騎乗が可能となる通算31勝に到達した。JRA所属の女性騎手史上初となるG1レース騎乗なるか。ますます動向が注目を集めることになりそうだ。

 なお、この日はメインレース、11RのユニコーンS(G3)ではミックベンハーに騎乗。JRA日本人女性騎手として史上初の重賞初制覇にも期待が懸かる。

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