【2歳新馬】初陣Vへ期待高まるアガラス、雄大フットワーク

[ 2018年6月7日 05:30 ]

 【美浦ドキュメント=6日】起床後、ものもらいができていた秋田。全国で5人くらいは可愛いと言ってくれるかもしれない顔が台無し。ショック…。だが仕事は休めぬ。双眼鏡を手に追い切りチェックに励む視界に捉えたのは、美しい青鹿毛に雄大なフットワークの2歳馬。10日、東京5R(芝1800メートル)でデビュー予定のアガラス(牡2、父ブラックタイド)だ。

 最終追いはWコースで3頭併せ。一番後ろから追い掛け、直線内から並ぶと先輩たちにしっかり食らい付いて併入した。「いい動き。素晴らしい馬体をしているでしょう」と見守った古賀慎師の頬が緩む。「いろいろな位置で調教してきた。1週前もいい時計(5F69秒9〜1F13秒2)で動けているし楽しみ」と初陣Vに期待を寄せる。

 また同厩舎で、マーメイドS出走予定のワンブレスアウェイも前走以上にゲート練習を積んできた。「攻め馬の動きは物凄くいい。ゲートさえうまく出られれば」。出遅れで不完全燃焼の競馬が続くが今度こそ。秋田の腫れ上がった左目もスッキリするようなスタートを見せてくれるはずだ。

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2018年6月7日のニュース