【天皇賞・春】シュヴァルグラン2着、ゴール前内すくわれ…G1・2勝目ならず

[ 2018年4月29日 18:13 ]

<天皇賞・春>シュヴァルグラン(左から2頭目)との叩き合いを制したレインボーラインがG1初制覇
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 1番人気にふさわしいレース運びだった。メンバー中唯一のG1馬だったシュヴァルグランは、昨年のジャパンCと同じように前々のポジショニング。坂の下りで後続が迫ると合わせるように動いて、直線入り口で押し出されるように先頭へ。いったんは1馬身ほど抜けたが、ゴール直前でレインボーラインに内をすくわれて首差の2着。この一戦のために来日したボウマンは、冗談もまじえてレースを振り返った。

 「この馬らしいレースで能力は出せた。ただ、早め先頭でファイトする相手がいなくなって、少しフワフワしているうちに差されたね。バックミラーでも付いていれば、もう一回ファイトできたんだけど…」

 友道師もレース運びには満足顔。「位置取りは思った通りだし、力も出してくれたけど、結果は2着」とさばさばと振り返った。この後は放牧へ。宝塚記念は使わない。秋のローテについて、「イメージとしては京都大賞典からジャパンC、有馬記念」とトレーナー。秋こそは2つ目のG1タイトルをつかみとる。

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2018年4月29日のニュース