【万哲の乱 特別編】29日東京11R ロフティフレーズは東京でこその切れ

[ 2018年4月29日 08:00 ]

 オークス優先出走権は先週フローラSが昨年までの上位3着から、今年は上位2着に変更。本日のスイートピーSは上位2着から1着のみと今年から狭き門になった。レースレコードで桜花賞を制したアーモンドアイが破格なら、フローラSを勝ったサトノワルキューレも相当な大器。オークス戦線はほぼ固まった?と見れば、スイートピーSはオークスと切り離して考えるのがむしろ正解か。

 ◎ロフティフレーズはマイルを3戦使い、今回の1800メートルは初出走。前走500万下(2着)の上がり3F33秒9は、直線に急坂のある中山コースでは滅多に出ない数字。さかのぼれば、2走前の重賞クイーンC(9着)は前も止まらない当時の馬場状況も響いたが、1600メートルで1分34秒3と上々の時計で乗り切っている。決め手勝負の馬だけに、東京は本来合っているはず。初世代産駒が活躍中のロードカナロア産駒。操作性の良さを生かせば、1F延長は問題ない。

 《もうひと押し》新潟11R・谷川岳Sは◎タイセイサミット。東風S(2着)は逃げたミュゼエイリアンをとらえきれなかったが、完全に復調している。左回りの東京や中京に良績があり、初の新潟は歓迎材料。

続きを表示

2018年4月29日のニュース