【高松宮記念】ダイアナヘイロー 変わらぬままに「調子を崩さずにやってこれたことは良かった」

[ 2018年3月21日 16:28 ]

 調教師の定年ラスト週に劇的重賞Vを飾ったばかりのダイアナヘイローが、新天地で迎えるG1の舞台だ。坂路単走で4F53秒5〜12秒6は極悪馬場だけに速い部類といえる。

 追い切りは前任の指揮官(福島信晴元調教師)も見守ったとあって、大根田師は「インタビューは福島さんがしゃべってくれへんかな。その方が面白いやろ」と場をなごませるひと言を放ってから「今までと変えることなくやってきた。前走から調子を崩さずにやってこれたことは良かったと思うよ」と話し、受け継いだままをキープした。

 神がかり的だった2月末の阪急杯。短距離界の王者レッドファルクスを完封したのは夢でも幻でもなく現実。ただ前哨戦を勝って本番を迎える割に前評判は意外に低い。新パートナーとなる松山は1週前追い切りに騎乗した時に「乗りやすい。いいイメージで臨めます」と好感触を伝えている。再び、アッと驚かせるシーンがあってもいい。(菱田 誠)

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2018年3月21日のニュース