新調教師5人が抱負、上村師「預けて良かったと思われたい」

[ 2018年2月20日 05:30 ]

免許交付式を終えた(左から)石坂公一師、稲垣幸雄師、上村洋行師、加藤士津八師、坂口智康師
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 18年度JRA新規調教師、騎手に対する免許交付式が19日、東京都港区のJRA本部で行われた。調教師は14年に騎手を引退した上村洋行師(44)、同じく11年引退の加藤士津八師(33)、石坂公一師(35)、稲垣幸雄師(40)、坂口智康師(37)の5人が免許を手にした。

 上村師は引退までにJRA通算570勝を挙げ、うち重賞は10勝。08年にスプリンターズS(スリープレスナイト)でG1勝利を挙げ、サイレンススズカはデビューから6戦コンビを組んだ。印象に残っている馬を尋ねられると、この2頭の名を挙げ、「馬主さんに“預けて良かった”と思われるように、従業員には働きやすい厩舎づくりをしたい」と目標を掲げた。3月から栗東の角居師の下、技術調教師として研さんを積む予定。

 加藤士師は「一頭一頭の能力を引き出せるようにしたい。騎手時代から勝ちたいと思っていたダービーを勝つことが目標」と表情を引き締めていた。

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2018年2月20日のニュース