【中山記念】今年こそ!始動ヴィブロス断然「ようやく完成形」

[ 2018年2月20日 05:30 ]

<中山記念>ここでは断然格上のヴィブロス
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 東のメイン「第92回中山記念」はG1勝ち馬3頭を含む好メンバーとなった。主役はヴィブロスだろう。連覇が懸かる大目標のドバイターフ(3月31日、メイダン)に向けて、昨年と同じくここで始動する。

 実績は断然だが、取捨が難しい。同じく休み明けだった1年前のこのレースは伸び負けて、勝ったネオリアリズムから0秒3差の5着だった。担当の安田助手は笑顔で口を開いた。

 「去年も体は仕上がっていたんですけど、強い馬にかわされたって感じでしたね。もちろん、今回も先を見据えた形ではあるけれど、同じぐらいの出来にはあると思いますよ」

 稽古はしっかり重ねてきた。1週前は藤岡康を背にCWコース併走。ラストいっぱいに追われ、先行したポポカテペトル(4歳1600万)に1馬身先着した。時計も6F80秒5〜1F11秒8なら文句なし。安田助手は「いかにも休み明けって感じの追い切りでしたが、元々(いっぱいに)1本やればピリッとするタイプ。実際、競馬モードになってきたし、水曜日にやれば態勢は整うと思います。それにようやく完成形の馬の形になりましたからね」

 あくまで次が本番だが、今のヴィブロスなら――。ドバイに向けて、期待膨らむ走りを見られるはずだ。

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2018年2月20日のニュース