【チャレンジC】クロニクル重賞初制覇!兄弟対決でミルコ勝利

[ 2017年12月3日 05:30 ]

 サトノクロニクルで勝利したM・デムーロ(右から2人目)とジョバンニさん(右から3人目)とラファエラさん(左から3人目)と関係者ら
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 阪神競馬場で行われた「第68回チャレンジC」は、M・デムーロ騎乗の1番人気サトノクロニクルが重賞初制覇。管理する池江厩舎は、3年連続となるJRA重賞年間10勝の大台を突破した。

 直線はデムーロ兄弟の激しい叩き合い。兄ミルコ騎乗のクロニクルが、迫る弟クリスチャンのデニムアンドルビーに首差競り勝った。激闘を終えて引き揚げてきたミルコは「弟に負けたらサイアクだからね」と満面の笑み。今週のG1には騎乗しないが、土曜重賞で勝負強さを見せた。道中は3番手で我慢。直線手前で馬群をさばき、抜け出した。見守った池江師も「ミルコが完璧に乗ってくれた」と絶賛。今後は「有馬記念も選択肢の一つ。オーナーと相談」とグランプリも視野に入れていた。

 ◆サトノクロニクル 父ハーツクライ 母トゥーピー(母の父インティカブ)牡3歳 栗東・池江厩舎所属 馬主・サトミホースカンパニー 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績9戦3勝 総獲得賞金1億891万4000円。

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2017年12月3日のニュース