【万哲の乱　特別編】３日中山１１Ｒ　立て直したエイシンブルズアイが得意の冬で鉄砲駆け

　土曜の中山競馬場。メディアホールで行われた「スポニチ賞ステイヤーズＳ予想会」に多数のご観覧、ありがとうございました。司会の岡村麻純さんも◎はアルバート。楽屋では、みんな口をそろえて「今年は堅そうですよね〜」。結果的には低配当だったけど、外れるよりはやっぱりうれしい。それにしても、アルバートは強かった。今からステイヤーズＳ４連覇を期待するのは早すぎか？

　さて、日曜の中山メイン・ラピスラズリＳはステイヤーズＳ（３６００メートル）から一気に２４００メートルも短縮して、１２００メートル戦。すぐ決着するので、観戦の際にはご注意を。◎エイシンブルズアイは休養前の北九州記念（１３着）が後方のままで凡走。１１〜１月の成績が８戦３勝。暑い夏に弱く、寒くなるこれから活躍する“冬型”だ。ずっと勝ち星から遠ざかっているが、前回の白星は今回と同じ中山芝１２００メートル戦の昨年３月オーシャンＳでコースも合っている。中間は坂路で入念に乗り込み、元々が鉄砲巧者。重賞勝ちの底力は、手薄なオープン特別のここなら上。

　《もうひと押し》阪神１１Ｒ・逆瀬川Ｓは◎ハナズレジェンド。勝ち馬に内をつかれた前走・修学院Ｓ（３着）は展開と重馬場のアヤ。良馬場の瞬発力勝負なら、死角はない。