【ひまわり賞】“九州産の星”アスカが持つ血の底力に期待

[ 2017年8月23日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=22日】九州産馬フェチである元荒尾競馬騎手の細原にとって夏の小倉は応援したい馬がズラリ。土曜9R・ひまわり賞も将来有望な“九州産の星”がそろった。なかでも注目は橋口厩舎のキリシマアスカ。半姉キリシマオジョウ(父スクワートルスクワート)は一昨年の覇者で、半兄キリシマホーマ(父ロドリゴデトリアーノ)も13年に3着と好走。ともに橋口師の父である弘次郎元調教師の管理馬で、代々続く厩舎ゆかりの血統馬だ。

 「入厩した当初から凄くいいキャンターをしていて、きょうだいにまたがっていた助手も“今までの中で一番乗り味がいい”と言っていた。この舞台は走る血統だし、楽しみですね」

 トレーナーのトーンが高いのは無理はない、新馬戦(2着)の敗因はハッキリしているから。「初戦は急仕上げ気味。直線もムチで左にヨレていたし、あれがなかったら勝っていた。中間はカイバ食いも良く、今回は競馬慣れも見込めますからね」。兄姉に続く活躍を――。血の持つ底力に期待したい。

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2017年8月23日のニュース