【函館2歳S】松永幹師、プランタンは「いかに馬群をさばくか」が鍵

[ 2017年7月21日 05:30 ]

松永幹夫調教師
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 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、函館2歳Sにナンヨープランタンを送り出す松永幹師を直撃した。

 ――ナンヨープランタンは小さな馬(新馬戦が436キロ)ですが入厩前から良く思えましたか?

 松永幹師 小柄なだけで良い馬だと感じました。実際、調教をしたら良いフットワークで、走る馬だと思いました。

 ――デビュー戦(1着)、スタートはポンと出ましたが…。

 スタート自体は出たのですが二の脚がつかず後方からの競馬になりました。

 ――それでも徐々に前との差を詰めました。

 3〜4コーナーで必要以上に外を回ることなく、ジョッキーがうまく馬混みをついてくれました。

 ――しっかり伸びて、ゴール前は着差以上に楽にかわした感じ。

 正直、1200メートルは忙しいかと思えたけど、差し切ってくれましたね。

 ――仕上がりに関してはどうでしょう?

 1週前の追い切りからして良い動きを披露してくれました。

 ――レースぶりを見ていると距離が鍵?

 距離に関しては正直、もっと延びた方が良いタイプだと思います。ただ、実際に1200メートルで初戦を勝っているので期待しています。

 ――今回も後方からの競馬になりそう?

 いかに馬群をさばくかがポイントになるのではないでしょうか。

 ――気性面などは?

 気は素直で一生懸命に走るタイプ。気性面の問題はないので今回もしっかり走ってくれると信じています。

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2017年7月21日のニュース