首位・吉田隼「ワンチャンス」仕留める…函館リーディング

[ 2017年7月21日 05:30 ]

夏の函館リーディングでトップに立つ吉田隼(右)
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 今週ラストウイークを迎える夏の函館、福島、中京開催。騎手リーディング争いにも注目だ。函館トップは現在15勝の吉田隼で2位の岩田とは4勝差。油断はできないが、セーフティーリードといえるか。吉田隼は「リーディングは過去にも(函館、福島、新潟、中京、小倉で)なっているけど、ここまでの数字はない」と涼しげな目元で語る。

 「函館は1コーナーの入り方が大事」と位置取りの重要さを強調した上で「普段と競馬では人が変わっているかもしれませんね」と話す。続けて「僕らは失敗したらそれまで。ワンチャンスしかない。何度もその厳しさを味わってきましたからね。ゴールドアクターで有馬記念を勝った喜びは格別でしたけど現実に今は手を離れていますから」と、G1馬からの降板を味わったことも成長の糧としている。

 函館2歳S騎乗のモルトアレグロについては「まだ自分を出せていない。自分からググッと来るようにならないと」と評価。

 充実の夏とするためにも“ワンチャンス”を確実にものにする。

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2017年7月21日のニュース