【京都金杯】ブラックスピネル坂路1F12秒1!新年反撃の誓い

[ 2017年1月3日 05:30 ]

坂路で併せて追い切るブラックスピネル(右)
Photo By スポニチ

 栗東では「第55回スポーツニッポン賞京都金杯」のブラックスピネルが坂路で力強いフットワークを披露。重賞初Vへ態勢を整えた。

 馬体のシェイプアップに専念するブラックスピネルは2日朝、坂路併せ馬で4F52秒1の好時計を叩き出した。松若がまたがった僚馬のサンライズノヴァ(3歳500万)には半馬身遅れたが、力強い脚さばきでラスト1F12秒1をマーク。音無師は「遅れたのは(乗り手の)体重差があったからだろう。アレだけ動けていれば、いいんじゃないかな」と太鼓判を押した。

 マイルの距離は昨秋に2戦してポートアイランドS4着、富士S7着と勝ち切れていないが、敗因はハッキリしている。「3走前は内に突っ込み、2走前はスローペースで外を回っていた。消化不良のレースが続いている」と指揮官。京都は【2・0・1・1】と崩れておらず「坂のない京都に替わるのはいいし、中団から好位で運べれば」と持ち味の自在性を生かして巻き返しを狙う。

続きを表示

2017年1月3日のニュース