【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】3日中山7R 復調ノースランドボーイに久々Vの好機到来

[ 2016年12月3日 08:00 ]

 本紙でコラム連載中の田中勝は、日本騎手クラブの「馬場保全委員長」を長く務めている。競馬や調教を安全に行うために、コースが適切な状態に保たれているか、常に目を光らせるのが仕事。トレセンだけではなく、開催替わりの木曜には競馬場まで出向き、歩いて馬場の状態を入念にチェックしている。今週から始まる中山競馬場の芝コースについては「急に気温が下がったので洋芝の生育が少し遅れている感じだけど、状態は良かった」とのこと。ぜひ、予想の参考に。

 初日のきょうは11Rに“社杯”のステイヤーズSが組まれており、昼休みにはイベントに出演予定。◎モンドインテロと○アルバートで鉄板だと思うが、低配当が確実なだけに、メインの前に資金を増やしておきたい。狙いは中山7Rの◎ノースランドボーイだ。

 3歳の3月までに今回の舞台となる中山ダート1800メートルで2勝を挙げ、3歳オープン特別の伏竜S(10着)まで駒を進めた実績の持ち主。その後はやや伸び悩み、3歳秋に去勢された後も勝ち星から遠ざかっているが、東京ダート2100メートルの最近2戦は5→3着と好走。ブリンカー装着、内田とのコンビ結成という2つの「変化」が奏功し、好調時のパフォーマンスを取り戻してきている。ベストの中山ダート1800メートルに替わる今回、久々に勝利の美酒を味わう好機だ。

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2016年12月3日のニュース