【武雄記念】浅井 21度目のG3優勝「競輪祭にいい予行演習」

[ 2016年11月15日 20:20 ]

武雄開設66周年記念の大楠賞争奪戦で優勝し、賞金ボードを掲げる浅井康太

 競輪の武雄開設66周年記念の大楠賞争奪戦(G3)最終日は15日、佐賀県の武雄競輪場で決勝(2025メートル、5周)が行われ、浅井康太(三重)が3分3秒2(上がり11秒6)で連覇を達成し、8月の弥彦記念以来となる今年6度目、通算21度目のG3優勝を果たした。

 レースは残り1周半をすぎて7番手から仕掛けた深谷知広(愛知)が最終周回で前団を一気にまくり切り、これを追走した浅井が直線で力強く抜け出した。沢田義和(兵庫)が2着に突っ込み、地元の荒井崇博(佐賀)が3着に入った。

 払戻金は車連単が(1)―(6)で2万6600円、3連単が(1)―(6)―(4)で11万340円だった。

 ▼浅井康太の話 深谷君のおかげ。初日から感触は徐々に上がっていた。脚の動かし方を変えてうまく修正できた。自分にとっても深谷君にとっても、次の競輪祭に向けていい予行演習になった。

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2016年11月15日のニュース