【先週の新馬戦】能力はゆうにクラシック級!超良血馬コロナシオン

[ 2016年10月18日 05:30 ]

 秋の東京&京都らしく、良血馬が次々に勝ち名乗りを上げた。最初に取り上げるのは京都芝1800メートルを鮮やかに差し切ったコロナシオン。父が名種牡馬キングカメハメハで、名牝ブエナビスタの初子という超良血。前半の行きっぷりはさえなかったが、直線に向いてエンジンがかかってからの脚は強烈だった。まだまだ緩さを残すだけに、上積みは大きそう。無事にさえいけば、来春の大舞台を沸かせるはずだ。

 京都ダート1800メートルで勝ち上がったジェニシスは13年ベルモントSを制したパレスマリスの半弟。ゴール前で何とかかわし鼻差勝ちだったが、レースを重ねれば精神面も成長するはず。砂なら少なくともオープンまでは出世する。

 東京芝1800メートルを大外から突き抜けたエバープリンセスは、伯父にメイショウドトウがいる血統だ。ハービンジャー産駒にしては緩さがないのがセールスポイント。今回の自身の上がり3Fが34秒0だったように、上がりの速い競馬になっても対応できる。

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2016年10月18日のニュース