【菊花賞】ミッキーロケットがV候補!この秋は逆転1冠の予感

[ 2016年10月18日 05:30 ]

 菊花賞過去10年のデータを分析した結果、神戸新聞杯2着惜敗のミッキーロケットがV候補に浮上した。

 (1)ローテーション 間隔が空いた馬は駄目。過去10年の連対馬20頭中、19頭は中3週か中4週だった。例外は京都大賞典2着から中1週で挑んだ07年2着アルナスラインだけ。間隔が長すぎても短すぎても感心できない。古馬相手の札幌記念で3着に頑張ったレインボーラインは残念。2連勝中で一見魅力的なウムブルフ、ジュンヴァルカンも9月中に使ってほしかった。

 (2)京都経験 京都未経験同士のキタサンブラック、リアルスティールがワンツーを決めた昨年は例外。連対馬20頭中、16頭は京都の芝を経験していた。秋華賞のビッシュを見ても、実戦舞台を走ってないのは厳しい。2冠に挑む皐月賞馬ディーマジェスティは京都も含めて関西遠征自体が初めて。大丈夫か!?

 (3)前走 これははっきりした傾向がある。勝ち馬10頭は神戸新聞杯1~3着か、別のレースで1着のみ。重賞で堅実な成績が続くエアスピネルは神戸新聞杯5着で微妙なゾーン。巻き返し絶望か。

 (4)キャリア 忍耐力を問われる菊花賞はキャリアが大事。菊花賞までの出走数が少なかった優勝馬は08年オウケンブルースリ、14年トーホウジャッカル、昨年キタサンブラックの6戦。3頭は全てデビューが3歳時と遅かった共通点があった。09年スリーロールスは10戦。11年オルフェーヴルなど4頭が9戦でした。“叩き上げ”が強いのが菊花賞。大本命サトノダイヤモンドは2歳でデビューしたのに6戦と少なめ。鍛え方が足りない!?

 結論 残ったのは夏を境にメキメキと力をつけたミッキーロケット。既に10戦走り、キャリアも頼もしい。神戸新聞杯は無念の首差2着だったが、逆転1冠の予感がする。

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2016年10月18日のニュース