【札幌記念】ヌーヴォ万全11秒9 モーリスに“挑戦状”

[ 2016年8月18日 05:30 ]

芝コースで併せて追い切るヌーヴォレコルト(左)

 札幌ではヌーヴォレコルトが万全の態勢をアピールした。2歳時以来のコンビとなる吉田隼を背に芝コースでブラックブリーズ(4歳1000万)を5馬身ほど追走し、直線は内へ。残り200メートルで並びかけると一瞬で突き放して3馬身先着した。

 雨で重い馬場を苦にすることなく5F68秒0~1F11秒9と上々の伸び。騎乗停止の武豊の代役を務める鞍上は「いい反応。重い馬場も大丈夫でした。大事な一戦だと思うので役割をきっちり果たしたい」と意気込んだ。

 今年2戦は太めの馬体で共に6着に敗れたが、今回は絞れてスッキリした体に戻った。斎藤誠師は「春は筋肉が付き過ぎたが、今回はいつものヌーヴォ。走れるんじゃないか」と反撃に手応え十分。

 米G1・BCフィリー&メアターフ(11月5日)の前哨戦の位置付けながら「休み明けでもきちっと走ってくれる馬だし、前哨戦でも十分戦える仕上げ。1頭強い馬はいるが、2000メートルなら付け入る隙はあるかなと思う」と堂々とモーリスに“挑戦状”を叩きつけた。

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2016年8月18日のニュース