【中京新馬戦】トリコロール 初陣楽々差し!来春クラシックへ期待

[ 2016年7月18日 05:30 ]

差し切りで初陣を飾ったトリコロールブルー。左は鞍上の福永

 評判馬がそろった中京5R新馬戦(芝2000メートル)は2番人気トリコロールブルー(牡=友道、ステイゴールド)が直線外から差し切り、初陣を飾った。福永は「好スタートだったけど後ろに下がってしまい、負けたらどうしようかと思った」と満面の笑みで振り返る。スタートしてスッと3番手につけたが、徐々にポジションを下げ、気づけば最後方。それでも直線は大外から楽に抜け出し、最後も流す余裕を見せた。「外に出したら一気の脚を使ってくれた。物見していたが、矯正できたのは収穫」と走りを評価。

 同じ友道厩舎の半兄ワールドインパクト(父ディープインパクト)は14年ダービー(10着)にも出走。菊花賞(10着)後は長期休養していたが、前日に帰厩した。福永は「素直で競馬がしやすい。距離が延びても大丈夫」と太鼓判。今後について、指揮官は「1回放牧に出し、大事に使っていきたい」と話した。今年のダービーを制した僚馬マカヒキに続くか。来春のクラシックが楽しみになる逸材が現れた。

続きを表示

2016年7月18日のニュース