【函館記念】8歳馬ホッコーブレーヴが函館を熱くする

[ 2016年7月13日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・函館=12日】爽やかな夏晴れで朝6時時点で気温は既に17度。先週より5~6度は高い。今週から函館入りした菱田記者に先週末、余計なアドバイスをしたことを小田は後悔していた。「長袖があった方がいいですよ」。見れば、当然のように半袖(汗)。ただ好天で取材はスムーズに進む。

 函館記念のホッコーブレーヴは8歳夏にして、札幌も含めて初の北海道シリーズ参戦。厩舎に出向くと、担当の国原調教厩務員は「これまで乗ってきたジョッキーは洋芝は合う…と。時計がかかる洋芝の2000メートルなら、距離も短くないと思う」と笑顔で応対してくれた。

 2走前のダイヤモンドS(14着)は極悪馬場で全くの参考外。前走・日経賞(7着)は「悪い馬場で走ったダメージが微妙に残っていたかもしれない」(同厩務員)とのこと。14年天皇賞・春では3着に食い込んだ実力派も、いまだ重賞タイトルなし。「この年齢なので大きなことは言えないけど…、頑張ってほしいです」。同厩務員の熱い口調に、長袖を着込んだ小田はホットになっていた。

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2016年7月13日のニュース