【福島新馬戦】キュイキュイ 手塚師絶賛「今年の新馬で一番」

[ 2016年7月8日 05:30 ]

馬体重を量るキュイキュイ

 昨年のアーリントンCを制したヤングマンパワーの半妹キュイキュイ(牝=手塚、父ハービンジャー)が日曜福島5Rで初陣を迎える。今夏デビューの2歳馬3頭が【1・3・0・0】と連対率100%を誇る手塚師が「今年使ってきた新馬で一番」と絶賛する好素材だ。

 6日の最終追いは初戦2着の同期ハッピーランラン(牝)と坂路で併せ、馬なりのまま1F12秒2と鋭く伸びて併入(全体時計は4F54秒2)。兄も管理している指揮官は「線の細さはヤングマンに似ているが、思ったより奥の深さを感じる。スタートは出るし、しまいもしっかり。全部いいね。性格が良く、ポカもなさそうなタイプ」と初戦から好勝負を確信している。

 愛らしい馬名は母スナップショットからの連想で「フランスでの写真撮影時の掛け声」の意味。日本なら「ハイ、チーズ」だ。陣営の期待通りの走りで新馬勝ちを飾り、ウイナーズサークルで“キュイ、キュイ!!”の掛け声が聞かれるか。

続きを表示

2016年7月8日のニュース