【プロキオンＳ】ノボバカラ　好調ミルコが２週連続重賞Ｖ狙う

　【東西ドキュメント・栗東＝７日】調教時間のトレセン内は２５度以下と比較的涼しい。だが、先週末の中京は３５度近くまで上昇。土曜に騎乗した福永も「ひどい暑さだった。特にパドックは熱がこもっていた。人だけじゃなく馬も熱中症になる。水をかけたりして対策しないと」と気を引き締める。

　そんな暑さの中、輝いていたのがＭ・デムーロだ。土日メインを含む５勝。ＣＢＣ賞では桜花賞以来の重賞Ｖも決めた。寺下が調教終わりの鞍上に聞くと「中京が得意かって！？いや、どこでも。いい馬が集まっていたからね」と涼しい顔。

　プロキオンＳはノボバカラに騎乗する。今春、コンビを組んだコーラルＳ→かきつばた記念を連勝。前走の北海道スプリントＣ（２着）では勝ち馬ダノンレジェンドに騎乗して鼻差競り勝った。「１２００メートルは忙しいし１４００メートルがちょうどいいね。馬も良くなっている」とコンビ復活を待ち望む。好調ゾーンに入った鞍上なら２週連続重賞Ｖも十分ありそうだ。