【宝塚記念】酒井「ジャッカルは気負っているくらいの方が良い」

[ 2016年6月24日 05:30 ]

酒井が期待を寄せるトーホウジャッカル

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、宝塚記念でトーホウジャッカルに騎乗する酒井騎手を直撃した。

 ――トーホウジャッカルの前走(天皇賞・春5着)はひと叩きされて12キロ減の492キロ。

 酒井 菊花賞(14年1着)の後はなかなか順調に使えなかったけど、前走は初めて休み明けを叩いた後、予定通り良い状態で使えました。

 ――パドックは少しチャカつき気味。

 基本的には少し気負っているくらいの方が良いタイプ。落ち着いていると思った札幌記念(15年8着)は結果が出ませんでしたから…。

 ――スタート後は少しゴチャつくシーン。

 はい。他馬と接触する場面もあり、少し行きたがろうとしました。でも、すぐに落ち着いてくれました。

 ――4コーナーからはかわすように自分から動いていった?

 ゴールドアクターの手応えが思ったほど良くなかったので、自分から動いていきました。

 ――直線は先頭に立とうかという脚を見せました。

 最後は止まってしまったけど、乗っていても“オッ!!”と思えるシーンがありました。

 ――最終追い切りは坂路で半マイル52秒8。

 1週前追い切りは入りがゆっくりだったので、最終追い切りはそれよりスムーズに入ることを心掛けました。あとは時計よりもバランスを考えて追いました。

 ――阪神2200メートルは?

 僕が阪神で乗った時は神戸新聞杯(14年)3着と昨年の宝塚記念の4着。勝ててはいないけど特にコースが合わない感じはありませんでした。2200メートルも気になりません。

 ――道悪が予想されます。

 小倉で重馬場に乗った時は、特にノメる感じはなかったし、スタミナは豊富なので大丈夫だと信じています。

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2016年6月24日のニュース