【伊東・全プロ選手権】早坂が1キロTT初制覇 スプリントは中川がV4

[ 2016年5月24日 05:30 ]

1キロTT優勝の早坂(中)と2位の渡辺(左)と3位の加賀山

 G1「第25回寛仁親王牌」(10月=前橋)の出場権とシード権を懸けた「第63回全日本プロ選手権自転車競技大会」が23日、静岡・伊東競輪場で行われた。

 1キロタイムトライアルは早坂秀悟(30=90期)がリオ五輪に出場する渡辺一成を破り大会初優勝。早坂は「前半の入りは良くなかったが何とか優勝できた。一緒に練習する(渡辺)一成さんと表彰台に乗れてうれしい」と喜びを語った。

 スプリント決勝は静岡ダービーを優勝、リオ五輪に出場する中川誠一郎(36=85期)が格と力の違いを見せつけて大会4連覇。中川は「金子(貴志)さんとの対戦(準々決勝)がきつかったが優勝できて良かった。今後は五輪に向けて悔いを残さないよう頑張りたい」とリオに向けての抱負も語った。

 ケイリン決勝は関東勢対近畿勢の様相だったが「今回は(近畿勢と)別で走らせてもらった」と言うリオ五輪代表の脇本が後方からの単騎まくりで大会初優勝。「カタカナの“ケイリン”は1人で走る競技だから」と五輪を見据えた走りで結果を出した。なお早坂、中川、脇本の3人は寛仁親王牌の初日理事長杯のシード権利を獲得した。

続きを表示

2016年5月24日のニュース