【共同通信杯】“西の横綱”オーディン、ラスト1F12秒2で陣営満足げ

[ 2016年2月11日 05:30 ]

スマートオーディン(右)は坂路併せ馬で追い切られ力強い走りを見せる

 関西から遠征するスマートオーディンは坂路。ステイチューン(3歳500万)の4馬身後方からスタート。楽な手応えのまま差を詰めると、ラスト1F12秒2の切れ味で1馬身先着した。見守った松田国師も満足げだ。

 「真っすぐに突き抜けたし、相当動けていたね。手前も替えてキレイに伸びてきたのも良かった。あとは競馬に行ってどうかだね」

 前走の東スポ杯2歳Sは上がり3F32秒9の強烈な末脚で差し切ったが、直線は内にササる面を見せていた。指揮官も「トップスピードに入った時に内へもたれる」と幼さを認めるが、最終追いでは“悪癖”を見せず、この2カ月半の間での成長をアピール。ここは東の横綱ハートレーとの対決が注目される。「どのくらい強いのか、お手合わせ願いたいですね」と謙虚に語ったが、ダービー2勝トレーナーの表情は自信に満ちていた。

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2016年2月11日のニュース