【東海S】ローマンレジェンド“闘魂注入”で僚馬に食らいつく

[ 2016年1月21日 05:30 ]

岩田を背に馬場入りするローマンレジェンド

 良好なコンディションだった朝一番。その絶妙なタイミングで追い切ったのがローマンレジェンドだ。主戦の岩田を背にCWコースでボンナヴァン(3歳未勝利)を4馬身追走。直線は内に入り、僚馬を一気にかわしたが差し返され、首差遅れた。それでも、いっぱいに追われると鞍上の“闘魂注入”に応え、懸命に食らいつきフィニッシュ。鞍上は「調教は動くし、いつも通り。最近は諦めるところを見せるから、その辺を考慮して、しっかり追った」と感触を口にする。

 見守った藤原英師は「以前は脚元が悪くて坂路で調整していたが、しっかりしてきたからCWコースへ。うまく調整できた」と満足げだ。当舞台は12年ジュライSが6馬身差V、14年チャンピオンズC3着と相性は悪くない。指揮官は「中京は結果も出ているし今回も上位にこられるつくりにしている」と好勝負を期待していた。

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2016年1月21日のニュース