【阪神６Ｒ新馬戦】エイシンリンリン　ゴール直前差し切り∨

阪神６Ｒ新馬戦でゴール前、見事な差しを決めたエイシンリンリン（左）

　メイクデビュー阪神は１２日、阪神競馬場６Ｒ（ダート・１４００メートル・晴・重）で行われ、ルメール騎手騎乗の３番人気、エイシンリンリン（牝２＝高橋康厩舎、父サウスヴィグラス、母エイシンサンバレー）がゴール直前、首差で差し切りデビュー勝ち。勝ち時計は１分２７秒２。

　１番人気のベルリンガーが好スタートも、先行していったのは２番人気のラインダール。ブレイズガール、ソフトランディングがその後ろに続き、ベルリンガーは５番手に位置を取った。エイシンリンリンは中団後方から、ポッドクヒオは後方からの競馬となった。

　ラインダールが先頭をキープしたまま３、４コーナーを通過。エイシンリンリン、ポッドクヒオは徐々に位置を上げ、中団付近に位置を取って直線を迎えた。

　直線ではエイシンリンリンが追い込みを見せ、２番手に浮上。一番外からはポッドクヒオも猛追した。ここまでレースをリードしてきたラインダールは、粘りを見せてゴール直前まで先頭を死守。しかし、最後の最後でエイシンリンリンが差し切った。

　ラインダールは首差の２着。そこからさらに首差の３着がポッドクヒオだった。