【芦屋・チャレンジC】今年ブレーク!松村、今節No.1のS力発揮だ

[ 2015年11月25日 05:30 ]

スタート力で上位を目指す松村

 芦屋ボートのSG「チャレンジカップ」は24日に開幕した。地元の松村敏(32=福岡)がまくり差しで白星スタート。エンジンパワーを引き出しており、2度目のSG舞台で大躍進の気配を漂わせる。25日の2日目は4、12Rに登場。艇界トップクラスのスタート力も生かし、得点加算を狙う。

 今年ブレークの松村が、2度目のSG舞台で最高のスタートを切った。5号艇で臨んだ昨6R。瓜生の仕掛けによって空いた差し場を、きっちり捉えて快勝。「伸びはいいと思う」と舟足にも手応えをつかんだ。ただ、課題も残った。「ターンする時に空回りしていてキャビりそうになる。ギアケースを自分のセッティングに替えた。これで良くなってくれれば」。2日目2走に向け、レース後も入念に調整を施した。

 SG初参戦は先月の浜名湖ダービー。5日目に初1着をもぎ取って水神祭も達成した。だが、予選では2着2本、3着2本と惜敗が続いて得点率21位。準優進出は果たせなかった。SGでも戦える感触を得られた一方で、悔しさも残るシリーズだった。それが今節は初戦から白星ゲット。「予選で1着を獲れたのは良かった」と素直に喜んだ。

 しかし、調整と同じく慢心はない。「勝てたから準優に行けるとは限らない。まずは予選突破。今節は地元だから気合も入る。S勘をつかんでバチッと決めたい」。今年の平均スタート順位も平均STも共に今節トップ。最大の武器であるスタート力を全て発揮する構えだ。G1初優出、G1初V、SG初参戦。今年うなぎ上りの松村が、地元SGでさらなる高みを目指す。

 初日負けず劣らずの好走を見せたのは瓜生、池田、石野、峰ら。中でもドリーム戦を大外から制した峰は、大幅なパワーアップに成功した様子だ。スポニチ本紙注目の菊地は初戦5着。仕上がりにも手応えを得られなかった。12Rまでに正解を引き出せるか、注目が集まる。

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2015年11月25日のニュース