【マイルＣＳ】春の王者モーリスがＧ１連勝！５カ月休養明けなんの

＜京都１１Ｒ・マイルＣＳ＞直線豪快に突き抜け優勝したモーリス（手前）

　「第３２回マイルチャンピオンシップ」（Ｇ１、芝・１６００メートル・曇・良）は２２日、京都競馬場１１Ｒで行われ、ムーア騎手騎乗の４番人気のモーリス（牡４＝堀厩舎、父スクリーンヒーロー、母メジロフランス）が優勝した。勝ち時計は１分３２秒８。

　レース序盤、レッツゴードンキが先行する展開。トーセンスターダム、クラリティスカイがその後ろを追走した。モーリスと２番人気のフィエロは中団に位置を取り、１番人気のイスラボニータは少し遅れて後方からの競馬となった。

　レッツゴードンキが先頭で３、４コーナーを通過。クラリティスカイ、トーセンスターダムの順で後を追い、モーリスは変わらず中団のまま直線に入った。

　直線に入ると、中団に位置を取っていたモーリスが軽快な末脚を披露。先頭争いを繰り広げるレッツゴードンキ、トーセンスターダムらをあっという間に外から抜き去った。先頭に立ったモーリスは、イスラボニータ、フィエロの猛追もかわし、そのまま１着でゴールした。

　１馬身１／４差の２着にフィエロ。そこから首差の３着にイスラボニータが入った。

　５カ月の休養明けとなったモーリスは、今年の安田記念に続く２度目のＧ１制覇。通算戦績は１２戦７勝。重賞は３勝。