【菊花賞】ジュンツバサに長距離適性 頭に残る池江泰郎氏の眼力

[ 2015年10月23日 05:30 ]

 【G1ドキュメント=22日】2人の元調教師の眼力は凄い。スポニチ本紙水曜付の菊花賞・馬体診断「達眼」でジュンツバサ(他にリアファルも)に100点評価を与えていたのが元日本調教師会会長の鈴木康弘氏だった。セントライト記念3着で出走へこぎつけたが、間違いなく人気薄。立場的に冒険は遠慮したいのが本音だろうが、自分の目を信じた満点評価。秋のG1・2戦で「100点」を与えた馬が勝つなど、プロの目はさえ渡り、とりわけ今回は穴党の心理もくすぐってくれる。

 「ジュンツバサに100点は凄いな」。その紙面を広げながら英断を驚く菱田はスポニチ本紙評論家・池江泰郎氏の家を訪れた。同氏は秋華賞を◎△で的中したばかり。あいさつ代わりの話題はやはりディープインパクト産駒が重賞100勝目を秋華賞で樹立した件。「通算勝利の1000勝と重賞勝利の100勝が同じ10月に達成か。ということは10勝のうち1度が重賞、の勘定だから凄い。それも重賞100勝目が、せがれ(泰寿師)の厩舎というのもドラマみたいだ」

 とあれば本命は秋華賞に続いてディープ産駒だろうか?そういえばジュンツバサの父は池江泰郎氏が管理したステイゴールドだ。「首も長めで長距離に適しそうだな」と写真を見てニヤリとしながら発した言葉を付け加えておく。 

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2015年10月23日のニュース