ゴールドシップ、秋はJC→有馬で引退 気性面考慮し秋天は回避

[ 2015年10月19日 05:30 ]

 G1・6勝馬ゴールドシップ(牡6=須貝)の秋のローテが18日、須貝師から発表された。秋はジャパンC(11月29日、東京)→有馬記念(12月27日、中山)の2戦。JCは横山典が騎乗するが、有馬記念の鞍上は未定。既に有馬記念をラストランとして種牡馬入りすることが決まっている。

 須貝師は「天皇賞・秋(11月1日、東京)には登録せず、秋は2戦に決めました。ゴールドシップの性格や気性面を考えると、3戦すると苦しがるところがあります。天皇賞を挟むとレース後のメンテナンスに時間がかかってしまう」とローテ決断の経緯を説明した。

 同馬は今月10日に放牧先の滋賀・吉澤ステーブルWESTから帰厩し、栗東で調整している。前走・宝塚記念ではゲート内で立ち上がり出遅れて15着に大敗。そのため今後レースを使うにはゲート再審査を受ける必要があり、22日に横山典が駆け付けて再審査を受ける予定だ。須貝師は「ゲートは目隠ししないでも入るし、駐立もおとなしい。とにかく次のJCに向けて最善を尽くしたい」と語った。

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2015年10月19日のニュース