トウショウ牧場が10月末メドに閉鎖へ トウショウボーイなど輩出

[ 2015年9月2日 12:30 ]

 中央競馬で活躍し「天馬」とも称されたトウショウボーイなど、名馬を輩出したトウショウ牧場(北海道新ひだか町)が、10月末をメドに閉鎖することが2日、明らかになった。馬主事業は今後も続ける。

 「トウショウ」の冠名で知られる同牧場は1965年に開場。生産、育成した競走馬の馬主を務めるオーナーブリーダーとしてトウショウボーイのほか、G1・3勝のスイープトウショウ、桜花賞馬シスタートウショウなどを手掛け、日本の競馬界をリードしてきたが、近年は成績不振だった。

 現在所有の繁殖牝馬、1歳馬などは今後のセリで順次、手放す。志村吉男場長は「オーナーの意向です。皆さまに迷惑をかけないうちに、ということだと思います。応援してくれたファンも多く残念です」と話した。

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2015年9月2日のニュース