【日本ダービー】(13)リアルスティール“一番乗り”

[ 2015年5月31日 05:30 ]

栗東から東京競馬場に到着したリアルスティール

 リアルスティールは他馬より早めに栗東を出発。験を担いで関西馬一番乗りで正午前に東京競馬場に到着した。デビュー2戦目の共同通信杯から関東遠征が続いているとあって、馬房に入っても落ち着いた様子。柿崎助手は「雰囲気は変わらない。今までカイバを残したことも一回もないからね」と愛馬への信頼を寄せた。

 レース当日の装鞍では難しい面を見せるが、今週の矢作厩舎は東京に土曜2頭、日曜4頭の大量遠征。「スタッフが応援に来てくれるので、みんなでやります」と厩舎一丸となって最後の関門をクリアするつもりだ。

 皐月賞馬ドゥラメンテとは1勝1敗。皐月賞では完敗を喫したが、共同通信杯では半馬身差で勝っている。柿崎助手は「長くいい脚を使えるから、中山より東京の方がいいんじゃないですかね」と再逆転に意欲満々。「皐月賞時より馬体が締まって、いらないものが減った。現時点では最高の状態。福永騎手も調教から乗って、一緒に楽しみながらやってこられた」とリラックスした表情で晴れの舞台を心待ちにしていた。

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2015年5月31日のニュース