【目黒記念】11番人気ヒットザターゲットが勝つ

[ 2015年5月31日 17:33 ]

直線で抜け出たヒットザターゲット(右)が目黒記念を制す

 ダービー・デーの最終レース「第129回目黒記念」(G2、芝2500メートル・晴・良)は31日、東京競馬場12Rで行われ、小牧騎手騎乗の11番人気、ヒットザターゲット(牝7=加藤敬厩舎、父キングカメハメハ、母ラティール)が、直線抜け出して勝った。勝ち時計は2分29秒7。

 スタートで先頭を奪ったのは、8枠のメイショウカドマツとグランデスパル。これをニューダイナスティ、トラストワン、レコンダイトなどが追った。1番人気のファタモルガーナはその直後の6、7番手の好位でレースを進める。
 
 メイショウカドマツは3コーナーまで10馬身近い大差の逃げを打った。しかし4コーナーでは一気に後続との差が詰まった。直線に入ると5、6頭が横一線の叩き合い。そこから勢いよく抜け出したのは、凡戦続きだったヒットザターゲットだった。後続のレコンダイト、ファタモルガーナの追撃をかわして1着でゴールインした。

 1馬身1/4差の2着はレコンダイト、そこから1/2差の3着はファタモルガーナが入った。

 ヒットザターゲットは、一昨年10月の京都大賞典以来、約1年半ぶりの重賞制覇となった。全戦績は41戦8勝、重賞は4勝。

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2015年5月31日のニュース