【平塚記念】村上義が30回目の記念V「一戦一戦頑張るだけ」

[ 2015年5月7日 05:30 ]

平塚記念を優勝した村上義弘

 競輪の平塚開設65周年記念の湘南ダービー(G3)最終日は6日、神奈川県の平塚競輪場で決勝(2025メートル、5周)を行い、村上義弘(73期)が今年1月の立川以来、通算30回目の記念優勝を飾った。

 レースは新田―成田―村上―稲川―岩津―矢口―神山―岡田―朝倉で周回。赤板過ぎに村上―稲川が上昇するが新田が突っ張る。村上は外に浮くが稲川が迎え入れて再度3番手。打鐘で矢口ラインが仕掛けると新田が合わせて主導権。矢口が不発で関東勢は共倒れ。最終Bから村上がまくると成田がけん制。稲川が成田の内に切り込むと成田が戻る。村上は新田の抵抗も乗り越えて踏み勝つ。

 村上は「稲川君が(3番手に)迎え入れてくれたおかげ。(自分の)脚力が落ちてくる中、近畿の後輩達が頑張ってくれているので自分も頑張れている。今後も一戦一戦頑張るだけ」と喜びを語った。村上の今後の出走予定は16~17日の全プロ記念競輪(別府)と23~26日の宇都宮記念となっている。

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2015年5月7日のニュース