【ダイヤモンドS】鈴木康師ラスト重賞 恵量カムフィーで有終Vだ

[ 2015年2月20日 05:30 ]

鈴木康師

 2月いっぱいで定年を迎える鈴木康弘師(70)がダイヤモンドSのカムフィーでラスト重賞を迎える。

 格上挑戦の身だが、師は「昨年もダイヤモンドSを使ってみたかった馬」と長距離適性を感じ取っている。「ハンデ(51キロ)は魅力。その分、誰が乗ってくれるかと思ったが善臣(柴田善)が男気に感じて乗ってくれるんだから」と師。00年以降では3度目の51キロでの騎乗となる鞍上も「お世話になった先生の最後の重賞だからね」と意気込んでいる。

 同厩舎では今年に入ってゴールデンナンバーが京都牝馬S2着(15番人気)、セイコーライコウがシルクロードS3着(12番人気)と激走。師は「最後だと分かっているみたいに頑張ってくれている」と目を細め、カムフィーについても「うまく抑えていってくれれば51キロを生かせるはず」と劇的な“有終V”のシーンを思い描いていた。

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2015年2月20日のニュース