【フェブラリーS】ローマンレジェンド超抜11秒9、古豪復活へ

[ 2015年2月19日 05:30 ]

坂路併せ馬で追い切るローマンレジェンド(左)

 3年前の東京大賞典馬ローマンレジェンドの最終追いは、2週続けて岩田が手綱を取り坂路でサクセスグローリー(4歳1000万)と併せ馬。ラストまでしっかりと追われ4F51秒6~1F11秒9の超抜時計をマーク。僚馬を4馬身突き放してのフィニッシュだ。岩田は「やれば動く馬で先週よりも状態は上がっている。どんな競馬でもできるのであとは気持ちの問題」と復活の手応えを感じ取った。

 稽古を見守った指揮官は2週続けての坂路追いについて「距離を考慮(一昨年のかしわ記念3着以来の2度目のマイル戦)してスピードを乗せるため」と調教の意図を説明する。この中間は実戦を意識した気合を入れる精力的な攻めを積み重ね、巻き返しへ万全の態勢を敷いた。「7歳を迎え年齢の壁にはかなわないが、ビシッとやった。あとはレースでどれだけ長くいい脚を使えるかやな」。古豪復活へ、こん身の勝負仕上げで臨む。

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2015年2月19日のニュース